自己破産【マップ・費用・申請・デメリット・後の生活・とは・クレジットカード・住宅ローン】自己破産【マップ・費用・申請・デメリット・後の生活・とは・クレジットカード・住宅ローン】
自己破産マップとは何かご存知でしょうか?
あまりポジティブな意味には聞こえませんが、要するに、自己破産した人の情報が確認できるサイトです。
かなりの個人情報ですが、グーグルマップ上で自己破産者が確認できるんですね。
とても驚きです。
本来なプライバシーを保護して自己破産者は出さないはずですが…。
今は自己破産した人もデジタルで確認できちゃう時代です。
ちなみに自己破産マップで公開されているのは、下記の項目です。
- 自己破産した人の名前
- 自己破産した人の住所
- 自己破産した企業の情報
- 自己破産の手続きをした日
企業や個人のプライバシーに関わる公開ですが、グーグルマップ上のピンをクリックすると、容易に自己破産者が確認できます。
この自己破産マップが話題になったのは、2019年3月頃のことです。
自分だったら自己破産なんて確認しませんが、見る人は見るのですね。
アクセス数はなんと1時間あたり230万にものぼっています。
ただ、自己破産は、15秒に一件のペースで削除申請が出ています。
やはり倫理上の問題で、自己破産マップの削除を求める人が多いのですね。
当然といえば当然です。
結局のところ、社会的な批判が高まったため、自己破産マップ自体がなくなりました。
従って、今は自己破産マップを確認したくてもできません。
そのほかに自己破産した個人や企業が確認できるwebサイトがあるかというと、そのようなサイトも削除されています。
同じように倫理上の問題があったためです。
自己破産の情報は個人情報ですが、官報には掲載されています。
これは法律上の決まりでもあるため、昔からこの慣習は続いていました。
だからもし自己破産の情報を確かめたい場合は、官報をみればいいのです。
官報を確かめれば、自己破産した人の名前や住所が出ます。
官報はどこで確認する?
自己破産した人の情報は官報で確認できるわけですが、どこに掲載されているでしょうか。
それは、独立行政法人国立印刷局が運営している「ネット版官報」です。
月額費用は1672円です。
自己破産の申請をするなら弁護士
借金を抱えて個人では返済しきれなくなったら、自己破産という道があります。
自己破産するなんて聞こえは悪いですが、弁護士など専門家に頼れば再生の見込みがあります。
何度でも無料で相談できる弁護士事務所もあるので、自己破産の申請をしてみるといいでしょう。
例えばこちらでは、24時間いつでも申請できます。
ベリーベスト法律事務所
借金の問題を一人で抱え込みすぎず、解決の実績が高い経験豊かな弁護士に頼ってはいかがでしょう。
自己破産のデメリット
自己破産にはメリットもあれば、デメリットもあります。
ここでデメリットをご紹介すると、以下のようになります。
住所や氏名が官報で公開される
免責決定があるまで、警備員や士業などには就けないことがある
今後5年から10年は借入ができなくなる
自己破産すると、俗にいうブラックリストにのります。
そのため一定の期間は、金融業界で融資が受けられないことがあるのです。
クレジットカードや住宅ローンも恐らく簡単に組めないでしょう。
終わりに
自己破産後の生活は、あなたの借金が免除され、生活を再生できる見通しがあります。
ただし、自己破産されると困るのは金融機関です。自己破産者から借金の返済がないまま破産されてしまったので、金融機関側にとっては損害なんです。
いわゆるブラックリストにその自己破産者の名前を記録しておき、金融業界で今後一定の期間、融資が受けられないようにします。