月額変更届【ダウンロード・日本年金機構・添付書類・被保険者報酬・エクセル・用紙・取り消し・5等級】月額変更届【ダウンロード・日本年金機構・添付書類・被保険者報酬・エクセル・用紙・取り消し・5等級】
社会保険を変更する時は、日本年金機構などの事務センターや、管轄の根金事務所に書類を送ります。
その届出申請書が月額変更届のことです。
正式には「健康保険・厚生年金被保険者報酬月額変更届」といっています。
社員の昇給や降格、雇用契約の変更で報酬額が変わってきます。
月額変更届はエクセル版でダウンロードできる?
月額変更届をエクセルで作成したいなら、エクセル版のテンプレートをダウンロードしたいですね。
こちらからエクセル版あるいはpdf版の月額変更届の雛形をダウンロードできます。
http://www.taakenpo.or.jp/download/doc05.html
月額変更届はA4サイズで、2枚構成です。
厚生年金の金額については、年金事務所で確認するといいでしょう。
マイクロソフトオフィス97以前のバージョンを使っていると、うまく入力できない場合があるので気をつけましょう。
月額変更届を提出する目的は?
被保険者がもし昇給して給料が変更になった場合、報酬金額が変わります。そのため標準報酬月額を見直さなければならないのです。
その見直しを始めるためにも、月額変更届がなければ始められません。
月額変更届を出さなければ見直しはされず、間違った標準月額のまま進んでしまいます。
社会保険料の計算のもとになるのが、標準報酬月額なんです。
通常、毎年一回は見直されます。
これまで安い給料だったのが、何かの事情で高くなった場合、社会保険料も高くなります。
反対に給料が下がった場合は、社会保険料も安くなるのです。
月額変更届を提出するのは企業側の仕事です。
被保険者の報酬額が変わったら、速やかに用紙を所定の提出先に届けます。
月額変更届を提出し、標準報酬月額を変更するためにも、月額変更届が必要なのですね。
ちなみにこの標準報酬月額の変更は、特に「随時改定」といいます。
被保険者の報酬額に、大幅な変化があった場合に随時改定がなされます。
月額変更届で取り消しがある場合
月額変更届を訂正した場合、取り消し届を提出すると、誤って記載した部分を取り消せます。
例えば、月額変更届の料金を間違えたまま提出するケースがあるでしょう。
誤ったままだと、その間違った報酬額が決定してしまいます。
このようなトラブルを避けるためにも、取り消し届が必要です。
ただ、年金事務所の用紙には、取り消し用の用紙がありません。
特に決まった用紙がないため、訂正したい時は、新しい月額変更届の用紙を使います。
ダウンロードはこちらからできます。
https://www.nenkin.go.jp/service/kounen/kenpo-todoke/hoshu/20141224.html
月額変更届には添付書類が必要?
以前まで添付書類が必要でした。
もし5等級以上下がる場合には、添付書類として
- 賃金台帳
- 出勤簿のコピー
が必要だったんです。
ただ、年金機構では、今後添付書類や押印は求めないことになりました。
添付書類は基本的に不要になったため、資格の得喪年月日が、もし月額変更
届の受付年月日から2カ月以上前でも添付書類は不要です。
まとめ
月額変更届は、被保険者報酬に関わってくる書類ですね。
訂正箇所があった場合は、新しい月額変更届の用紙を使って取り消し届を出せば認められます。
提出先は、基本的に年金機構です。
ちなみに添付書類や押印は、今後は求められないことになりました。
提出する義務があるのは、労働者ではなく企業側です。
従業員の給料の金額が変更になったら、速やかに月額変更届を提出しましょうね。