育児休業給付金申請書【添付書類・厚生労働省の記入例・ハローワーク・2回目・延長・初回ダウンロード・紛失・同意書・郵送・再発行】育児休業給付金申請書【添付書類・厚生労働省の記入例・ハローワーク・2回目・延長・初回ダウンロード・紛失・同意書・郵送・再発行】
1歳に満たないお子さんを抱える労働者は、育児休業を申請できます。
請求先は勤め先です。
国で認められた公的な法律なので、労働者には育児休暇をとる「権利」があります。
育児休業給付金申請書を請求された企業側は、断ることができません。
また、育児休業をとったことで不当な扱いもできません。
尚、女性だけでなく男性も育児休業がとりやすいです。
育児休業給付金申請書を提出し、認められるためには条件も必要です。
育児休業を取得するには、さまざまな条件があるのです。働いているからといって、誰もがとれるとは限りません。
例えば、退職が予定されている社員は、一歳未満のお子さんがいても育児休業給付金申請書が出せません。
支給の対象外だからです。
人事担当者も育児休業給付金申請書の仕組みについてよく理解し、申請できる社員とできない社員を区別できるようにしましょう。
育児休業給付金申請書を出す時期
社員は、育休をとる一カ月前には、育児休業給付金申請書を出しておくべきです。
人事は育児休業給付金申請書を受け取ったら、内容を精査し、問題がなければ書面で育児休業取扱書を発行します。
育児休業給付金申請書の厚生労働省の記入例
厚生労働省では、育児休業給付金申請書の記入例を出しています。
https://www.mhlw.go.jp/content/11600000/000646845.pdf
育児休業給付金申請書を出す時、申請書に押印する手間を省く代わりに、同意書を記載することがあります。
記載例はこちらです。
育児休業給付金申請は延長できる?
育児休業給付金申請で希望した期間を過ぎる場合、延長ができます。
普通なら、お子さんが1歳になるまで育児休業をとります。
しかし延長を希望すれば、お子さんが1歳半や、2歳になるまで延長できます。
それでは、延長するには2回目の手続きが必要なのでしょうか。
また新たに育児休業給付金申請書を書くのは面倒ですが…。
結論からいうと、延長するにも手続きが必要です。
2回目の手続きなので、少し面倒かもしれませんが、しなければ延長できないため必須です。
育児休業給付金申請書に加え、
- 配偶者の育児休業取扱通知書の写し
- 住民票の写し
が必要です。
延長しても初回で給付されていた金額と、同等の金額が振り込まれます。
2回目以降の育休に必要な添付書類
- 育児休業給付金申請書
- 賃金台帳
- タイムカード
2回目以降は、初回の申請と比べると添付書類が少ないです。
従業員から延長の申し出があったら、会社はハローワークに提出し、所定の手続きを済ませます。
その次は社会保険の手続きです。
年金事務所で社会保険の手続きをします。
育児休業給付受給資格確認票の初回ダウンロードのページ
https://hoken.hellowork.mhlw.go.jp/assist/001000.do?screenId=001000&action=ikujiFirstLink
育児休業給付金申請書を紛失したら…
育児休業給付金申請書を紛失したら、再発行を依頼できます。
郵送で送ってもらえるでしょう。
終わりに
昔と比べると、今は勤務先で育児休暇がとりやすくなっています。
雇用形態は非正規雇用でも正社員でも構いません。
条件にあてはまっていて、退職予定がなければ育児休業給付金申請書を出せます。
必要に応じて2回目以降の申請で延長することもできるのは、育児に集中したいご家庭にとってはありがたいですね。